2021年春、医院一階、もともとは駐車場だった場所に技工室を新たに作りました。主に院内の技工物(鋳造、義歯以外の技工物で、院内で光学印象したものをシロナコネクトというシステムで1階の技工室に送信し、それを技工室で設計、ミリング)を作成しています。主に、レジンブロックによるテンポラリークラウンハイブリッド冠セレック冠eMax冠(3歯ブリッジまで)を作成しています。

 デジタルの技工はここ数年、歯科では急速に広まっていますがまだまだ、2021年夏時点では院内で扱っている医院は少ないように思います。当院では5年くらい前からこのデジタル技工に取り組んでいます。最初は疑い半分で始めたのですが、現在はこればなければ医院は成り立たないを思わせるほどそのシステムのすばらしさに感動、感嘆しています。今後ますます、技工もデジタルに置き換わっていくと確信しています。